罠見破り率の上昇は、シーフ能力を持っていない職業のみ有効(シーフ能力を持っている職業の見破り率は上昇しない)
転職前35%、転職orしょじょ契約後40%が上限となる。
罠解除率の上昇は、解除率の上限である95%を超えないため、素のDEXの値だけで95%に到達する場合は無意味となる。
ウイングの罠解除率補正をDEXの値に換算すると、転職前はDEX9相当、転職orしょじょ契約後はDEX18相当となる。
弓使いや状態異常魔法型などのDEXを極限まで伸ばすビルド以外であれば、これを計算に入れてDEXの値を調整することで、その分のポイントを他の能力に割り振ることができる。
最も解除難易度が高い最深層フロアの罠解除率95%到達に必要なDEXは「66/96/126/171」(左からシーフ能力大・中・小・微小)
これがウイングの種族特技(転職後)ありだと「48/78/108/153」となる。
シーフなら、前衛職の命中確保に必要な程度のDEXで解除率上限に無理なく到達するため、「ウイングシーフ→前衛職」と転職することで、パーティ戦力をあまり落とさずに最大のシーフ能力を追加できる。
また、従来は解除率上限到達が不可能だったアーチャーも、ウイングアーチャーなら上限に到達できるため(アーチャーの職ボーナスのDEX+10込みで、素のDEXが98で届く)、アーチャーを罠担当にする編成もやりやすくなるだろう。
ただし、HP・攻撃力・防御力の種族補正が90であるため、他の前衛向きの種族と比べて前衛としての能力に若干劣る点、特にアーチャーの場合は元々脆弱な防御耐久面がさらに脆弱になる問題がある点には要注意。
メイジとして育成する場合、行動速度1.2倍の恩恵のおかげで、敵より先手を取るのに他種族よりも低いAGIでよくなり、そのぶんINT等の主要ステータスに振れる。
またこの場合は罠見破り率の上昇の恩恵を受けることができる。
たかが35%(転職後は40%)といえど、あるとないとでは大違い。
PT内の他のシーフ能力者が
アーチャーや
バードといったシーフ能力(小)のものであるならば、罠会議に参加させることができる。